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「好きな本の、好きな一説」瀬之口

皆さん、毎日のお疲れ様です。

 

最近、1ヵ月で10キロ痩せる方法ばっかり検索している瀬之口です。

 

今年の目標は本を100冊読むことです。

 

久々に、うわ~、この人好きだな~。と思えた

 

本の中から好きな一説を紹介します。

 

 

 

 

 

身につけているものを脱ぎ捨てて、温泉に、ドボン。

 

なんとも開放的な至福な一瞬だ。

 

立ち上る湯気と一緒に、悩みごともかき消える。

 

思えば人間は奇妙な生きものだ。

 

これほど色んなものを身につけている動物はいない。

 

それも立場だの、場所だの、気候だのに合わせて、とっかえひっかえしなきゃならない。

 

しかもけっこう高い金を払って。

 

まことにもって不自由な話だ。

 

服を脱いじゃえば、社長も新人社員もない。

 

裸で名刺交換てのも見たことないし、

 

裸じゃ思想闘争もマヌケだ。

 

ぼくらは体だけじゃなく、心にもいろいろ着こんでいる。

 

小さな頃からのこだわりや、

 

実物以上に見せようと虚飾をかぶり、

 

傷つけられるのを恐れて無関心を装っている。

 

裸になって初めて感じる風がある。

 

裸になって初めて得る自由がある。

 

裸になって初めて出会う友がいる。

 

 

 

 

 

初めて「泳ぐ」という事を教えてもらった小学生の時を思い出しました。

 

最初は浮く練習ばかりで、

 

しかも、なかなか全身が水の上に浮くという感覚がつかめずにいました。

 

その時、先生が「力を抜いてごらん」と体を支えてくれた時

 

安心して浮くことが出来たのです。

 

私達は生きていくなかで、

 

知らず知らずの内に緊張して、

 

溺れまいと必死に力み、

 

本当はのびのび泳ぎたいのに、

 

自らの力でその機会を邪魔している様な。

 

誰を前にしても、

 

力まず、

 

ありのままをゆだねることが出来る、

 

そんな人間に私はなりたい。

 

 

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この本は、

 

ポジティブでも、

 

ネガティブなく、

 

ありのままの自分を一歩ひいて客観的に見つめ直せる。

 

そんな本です。